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福井敬.net物語Ⅲ「もう一度あの感動を！・・次のコンサートへ」
(2007年11月 3日 16:17)5回シリーズで福井敬.NETと、1月19日の福井敬が贈る「あなたの夢をかなえるコンサート」の企画ができていく様子をお伝えしています。
初めて自分達で開いたコンサートの感動が忘れられず、また、来た人達からは「次はいつ？」と合言葉のように聞かれ、とうとう２回目をやることになってしまいました。
私達の願いは間近で福井さんの歌が聞けて、福井さんとの交流がある暖かいコンサートです。前回大好評だった質問コーナーも残しました。でも、同じ人が来ることも考えると、前と全く同じプログラムというわけには行きません。そこで福井さんは、この演奏会のために、まだどこでも歌っていない新曲を入れる事を提案してくださいました。また、江川さんにも福井さんのお話のお相手として登場し、コンサートのために一役買ってもらう事になりました。
２００６年５月３０日（火曜日） 午後７時開演
目黒パーシモンホール小ホールにて
＜みどりの風コンサート＞
テノール福井敬と江川紹子による歌とおはなしのコンサート
お話 江川紹子 ピアノ 谷池重紬子
リハーサル風景
プログラム
| 「わがうた」より | ひぐらし | 團伊玖磨 |
| 「四季のうた」 | 春の歌 | 中田 喜直 |
| 夏の歌 | ||
| 秋の歌 | ||
| 冬の歌 | ||
| 悲歌 | マスネ | |
| 夢の後に | フォーレ | |
| 悲しみ | トスティ | |
| 暁は光から | トスティ |
休憩・・・皆さんからの質問を集める
| 忘れられた音楽 | ガスタルドン |
| 君こそわが心のすべてよ 「微笑みの国」より | レハール |
| 冷たき手 「ラ・ボエーム」より | プッチーニ |
| 五月のある晴れた日のように 「アンドレア・シェニエ」より | ジョルダーノ |
| 誰も寝てはならぬ 「トゥーランドット」より | プッチーニ |
アンコール 女心の歌、ビーマイラブ、カタリカタリ
前半は静かな曲を中心に。日本語、フランス語、イタリア語といろいろの国の言語の歌が歌われ、初めての人でもわかりやすいように、江川さんから丁寧な曲の解説がありました。また、福井さんからは原語の違いで歌の発声がどんな風に変わってきているか等、歌い手側からの解説。福井さんは大学でも教えていらっしゃるだけあって、お話がとても楽しく、わかりやすく、歌曲の奥深さにみんな感心。クラシックのリサイタルというと、聞いたことも、意味もわからない歌をただ聞くだけという印象がありましたが、こんなリサイタルなら初心者でも大歓迎です。
休憩時間は、お約束の質問表を回収。皆さん、福井さんに聞きたいことを自由に書いていただきます。今回の面白質問を少しご紹介。「オペラの時は、お相手を実際に愛してしまったりしませんか？・・・それは、仕事ですから。いくら素敵な方でも自重しています（笑）」「オペラの役柄で自分にあっているものはなんですか？・・・どちらかというと、二枚目や皇子様よりは振られる役のほうが（笑）。実際の生活とはかけ離れた役のほうが演じやすいですね。」
後半は、やはりオペラアリアが続くと会場は一気に沸いていきました。後半のアリアの合間に、質問表に沿って、江川さんから福井さんにインタビューしていただきました。たくさん質問が来て、江川さんが福井さんを放さず、福井さんも面白がってお話になるものですから、会場の一部の人から、「歌手が歌の合間にあんなに話すのは歌を歌うのに負担になるので、もう少し控えたほうがいいのではないか」とお叱りを頂いたくらいです。
しかし、そんな心配もよそに、福井さんは相変わらず絶好調で、デッドな会場なのに、隅々まで声が響き渡ります。前に座っていた人も、後ろの人も「福井さんは私に向かって歌ってくれたみたい！」と自分勝手な感想。女性はみな目がハートマークになっていたような。
今回は、間近で歌ってもらった感動と共に、福井さん、江川さんのサービス精神のお陰で、来られた方々に歌の喜びや、楽しさを心から味わってもらえるコンサートになりました。
福井敬が贈る「あなたの夢をかなえるコンサート」
２００８年１月１９日（土）午後２時開演 サントリーホール小ホール
特別ゲスト 江川紹子 ピアノ 谷池重紬子
６０００円（全席自由）
次は、あなたが福井敬のコンサートを考える番です。サントリーホール小ホールは舞台と客席がとても近いホールです。もちろん、間近で福井さんの歌を味わえますし、あなたのアイディアでどこにもない楽しい、感動的なコンサートを作っていけます。江川さんも、また特別ゲストとして参加してくださいます。曲目もすべてリクエストから選びます。
このチャンスに是非、あなたも次のコンサートにご参加ください。
コンサートのリクエスト、コンサート企画のアイディアはこちらから/old/contact/
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