インフォメーション

プッチーニ生誕150年ガラ・コンサート

(2008年5月30日 00:53)

マルハン創立50周年記念アジア三大テノール×歌姫

2008年05月28日 19:00    サントリーホール

テノール/福井敬(日本)  シュー・チャン(中国)  ハ・ソクベ(韓国)       ソプラノ/腰越満美 

スペシャル・ゲスト/茂木健一郎(脳科学者)

ヴェルディ  オペラ『運命の力』序曲   
プッチーニ オペラ『ラ・ボエーム』より”冷たい手を” ハ・ソクベ 
プッチーニ 交響的奇想曲  
プッチーニ オペラ『トスカ』より ”妙なる調和” 福井敬
             “この世に君の美しい瞳ほど”腰越満美&福井敬 
             “歌に生き恋に生き”腰越満美 
             ”星は光りぬ”シュー・チャン

ワーグナー  オペラ『トリスタンとイゾルデ』より”前奏曲と愛の死” 
プッチーニ  オペラ『マノン・レスコー』より”なんとすばらしい美人”シュー・チャン 
ヴェルディ オペラ『群盗』序曲 
プッチーニ  オペラ『蝶々夫人』より”愛の二重唱”  腰越満美&ハ・ソクベ 
                ”ある晴れた日に”腰越満美 
プッチーニ  オペラ『トゥーランドット』より”誰も寝てはならぬ” ハ・ソクベ、シュー・チャン、福井敬 

アンコール   フリクラ・フニクラ  ハ・ソクベ、シュー・チャン、福井敬

 指揮/ダン・エッテインガー   管弦楽/東京フィルハーモニー交響楽団)

  左から、ハ・ソクベさん、福井さん、腰越満美さん、シュー・チャンさん、茂木健一郎さん

 とても盛りだくさんのコンサートでした。曲の合間に茂木さんと出演者によるトークが入り、「テノールの人は、歌を歌っているときはすごいトランス状態だ}」か、「クラシックで自分の好きな音楽がある人は、それを聞くと、IQが20あがる」とかいつもの茂木さんらしい解説も入り、楽しく盛り上がりました。

 ワーグナーや、ヴェルディはプッチーニと同時代の作曲家の曲も聞いて欲しいという指揮者の思いから入ったようです。

 福井ファンとしては、福井さんの歌が少なかった事が少し不満ですが、「最後の誰も寝てはならぬ。「いは、3人のテノールが最後のところを歌って盛り上げるという趣向で、他ではなかなか聞けない楽しい演出となっていました。

皆様からのコンサートの感想です

同じテノールでも各人それとなく個性が光っていたし、茂木さんによるインタビューを挟みながらのとても楽しいコンサートでした。昨年の京都のときに比べて、さらに息のあった”誰も寝てはならぬ”と「フニクラ・フニクラ」に最後は大盛り上がりでした。(匿名希望)

アジア三大テノール!プッチーニのアリアも二重唱も堪能できたし、テノール歌手3人による「誰も寝てはならぬ」「フニクラ・フニクリ」も盛り上がって贅沢でとても楽しいコンサートでした。でも、なんといっても、福井さんの「妙なる調和」!トスカを愛する熱情が会場いっぱいに広がって、福井さんの歌声に恋せずにはいられなかったです。福井さんは哀しい歌も嘆きの歌も素晴らしいですが、やっぱり福井さんの情熱的な愛の歌が一番素敵で一番好きです。(Y