レビュー

歌劇「タンホイザー」(ステージ形式)

(2012年2月24日 18:45)

3月のびわ湖ホール、神奈川県民ホールに先駆けての提携公演です。公演を見た方からの投稿をご紹介します。ありがとうございました。ますます3月のオペラ公演楽しみです。


広島交響楽団 第316回定期演奏会  2012年2月24日(金)

ワーグナー:歌劇「タンホイザー」(ステージ形式/ダイジェスト版/字幕付)

指揮 沼尻 竜典 
タンホイザー 福井 敬 
エリーザベト 安藤 赴美子 
ヴェーヌス 小山 由美 
ヴォルフラム 黒田 博 
合唱 ひろしまオペラルネッサンス合唱団 

プルグラム

序曲  
タンホイザーとヴェーヌス ヴェーヌスの誘惑 
「歌の殿堂」  
エリーザベトとタンホイザーの再会  
合唱 「歌の殿堂をたたえよう」 
   休憩 
「この高貴な集いを見渡せば」  
ヴェーヌス賛歌  
「エリーザベトの祈り」  
「夕星の歌」  
「ローマ語り」と終曲  

約2時間 今回の公演は、びわ湖、神奈川で3月に上演される「タンホイザー」の提携協力公演だそうです。福井さんのタンホイザー、低音から高音に至るまで響きと張りのある歌声にうっとり。ステージ形式/ダイジェスト版といえ十分満足できる公演でした。3月の公演が待ち遠しい限りです。。。 当公演、中国地方向けに放送されるそうです。広響コンサート ~第316回演奏会から~3月3日(土)午後2:00~4:00NHK FMラジオ
(M)

「オペラのまち広島」今、広島をはじめ中国地方ではオペラが盛んに上演されているそうです。そして「今、広島は『オペラのまち広島』を目指す活動が繰り広げられています。」と何かの雑誌に掲載されていました。そんな広島へ、広島交響楽団 第316回定期演奏会「タンホイザー~愛と救済~」を3月のオペラに先駆けて聴きに行ってきました。先ず驚いたのが、オーケストラの人数の多さ!そこから飛び出してくるダイナミックな音がホールに鳴り響き、降り注いでくる福井さんの声は心に響いてきました。次に驚いたのが、広島交響楽団の個人サポーター、法人サポーターの多いこと!!広島の人々に愛されているのが伝わってきます。またまた驚いたのが、定期演奏会の公開練習が、申し込めば本番までの3日間ずーっと見学できること。しかも嬉しいことに無料!!!(なんて心の広い楽団なのでしょう!)但し、定員63席だそうです。(お問い合わせ:広島交響楽団 TEL 082-532-3080まで)…そんな「オペラのまち広島」には福井さんが不可欠な存在ではないでしょうか?これから広島に足を運ぶ機会が増えることを願っています。 (U)