レポート・感想

スペシャルリサイタル コンサート曲目 ベスト3

2016/11/18

公演: 【満員御礼】 福井敬スペシャルリサイタル終了しました

福井敬スペシャルリサイタル2016 東京 皆様から頂きましたアンケートより、ベスト3のご紹介です。

1位 さとうきび畑 

   *ざわわ、ざわわとさとうきびが揺れて歌うにつれ、悲しみや悔しさ、生きようという強さが表れてきて、後半胸が詰まってきた。

   *福井さんのさとうきび畑は素晴らしい!

   *さとうきび畑では思わず涙がこぼれてきました。

   *今回は何といっても「さとうきび畑」が圧巻でした。ドラマチックで涙が出ました。

2位 衣装をつけろ 

   *福井さんのオペラアリアは最高!

3位 このみち 

   *「このみち」初めて聞きました。心にひびきました。

【曲目の変更】

マスネ「ル・シッド」より”おお、父なる主よ”   →マスネ「ウェルテル」より"春風よ、なぜ私を目覚めさせるのか"に変更になりました。  

【アンコール曲】

1、落葉松

2、忘れな草


「トリスタンとイゾルデ」の感想です

2016/09/18

公演: ワーグナー作曲「トリスタンとイゾルデ」全3幕

なんと言っても3幕目は別次元の素晴らしい舞台でした。

福井さんの緊迫した歌。舞台から一瞬たりとも目が離せなくなりました。

トリスタンの歌を聴くと、一瞬、一瞬が苦痛で、一瞬一瞬が甘美。

一緒にイゾルデをじりじりと待ちわびざるをえなくなる。

早く!早く!ああ・・・!

トリスタンの死に、イゾルデの心同様押しつぶされました。

最後のイゾルデの歌。胸にせまりました。私には、見えました。

イゾルデが歌うようにはっきりとトリスタンの微笑む姿が。

どんどん高まっていくオーケストラの音楽。

舞台の上は光と影がぐるぐる回る死の世界。今まで体験したことのない感覚。

彼岸の世界に私も足を一歩踏み入れてしまったのではないだろうか。

これ以上、この歌と音楽を聴き続けたら、気が狂ってしまう。

幕が降りる。涙がどっと溢れ出す。深呼吸を繰り返す。頭と体の中は空になった。

媚薬を飲まされたのは私。ワーグナーの音楽は血にからみつき、体の中をぐるぐる回る。

何も手につかず、嬉しくて辛い音楽を今も求め続けている。(YY)


グランシップ音楽の広場2016 真夏の大音楽祭

2016/08/17

公演: グランシップ音楽の広場2016(静岡県)

-グランシップ音楽の広場オーケストラ・クラリネットSさまより-

グランシップ音楽の広場では大変お世話になりました。

練習から歌声にうっとりしとても気持ちがよく、このような素晴らしい機会に恵まれご一緒できましたことに、とても嬉しく大変光栄でした。

本番当日は、両親も福井さんの歌声に虜になっておりました。

来年もご一緒できましたら大変嬉しいです。ありがとうございます。

-Y・M・U・M-

この日、私達は客席で聴かせていただきました。

勿論、福井さんを追っかけ、関東と関西から静岡に集合!

総勢700名の出演者と、満員の観客(2300人)の中、笑いあり、涙あり、盛り沢山のプログラムで大いに楽しむ事が出来ました。


2016 福井敬スペシャルリサイタル大阪                             アンケート結果

2016/06/01

公演: 2016 福井敬スペシャルリサイタル 大阪

・日本の歌では言葉が伝わり、涙が止まりませんでした。

・歌い手に寄り添うピアノ、センサーをピアニシモがすばらしかった。

・すばらしい声量と、感情性豊かな歌唱力で圧倒されます。

・声だけでこのように人を感動させる事ができるなんて…と深く深く心にしみ込みました。

・間近に見られ、聴けて良かった。

・素晴らしい、の一言です。時の経つのを忘れました。

・あたたかい声の響きが素晴らしい。

・充実した一日になりました。すばらしい美声に身も心も癒されました。

・福井さんの歌曲のすばらしさを改めて感じました。オペラアリアのすばらしさはいつも感じています。

・こんなに近くでお会いでき、すばらしい声を聞けてとても幸せです。

・年に一度の楽しみとして来年も必ず会いしたいと思っております。

・日本で最高のテノール歌手!とあこがれて聴かせて頂いております。

・知っている歌もまた違った奥の深い歌になった感じで聞かせていただきました。

・こんなにも歌詞がダイレクトに伝わってきて、これが歌なのだと歌詞のあるすばらしさなのだと体感しました。

・歌の中にその人の人生観や人間観が表現されていてすべての歌の重厚さに圧倒されるほどの感動を覚えました。

・楽しい時間が過ごせました。お話、解説も良かったです。

・大阪で年2回開催してほしい。

・大阪(関西)公演を増やしてほしい。

印象に残った歌ベスト3

1.「トスカ」より“星は光りぬ”

2.初恋

3.忘れな草


福井敬スペシャルリサイタル投票結果

2016/05/08

公演: スペシャルリサイタル(大阪)オフ会

演奏会後のオフ会で皆さまに

リサイタルでの好きな曲1位 2位のシールを貼ってもらい

投票していただきました。

その結果発表です。

尚、アンコール曲目を表に書き忘れたのですが、

余白の覧にシールが貼ってあったので最後に曲目を記入しました。

投票したくてもできなかった方も多数いらしたと思います。

申し訳ありません。

全曲素晴らしかったので票が割れたと思いますが

アンコール曲の書き忘れも影響があったかもしれません。

1位 星は光りぬ (21点)

2位 霧と話した  (10点)

2位 さびしいカシの木 (10点)

3位 忘れな草    (7点)

3位 ある日青空を眺めて (7点)

4位 平城山       (6点)

5位 初恋        (5点)

5位 乳母車        (5点)

    (1位2点 2位1点で計算しています)


「さまよえるオランダ人」 完成形!

2016/04/02

公演: ワーグナー作曲 歌劇「さまよえるオランダ人」全3幕 (神奈川県)

2時間20分休憩なしで一気に上演するのにプロジェクションマッピングによる映像の力は

欠かせないものでした。幕が上がるとそこはノルウェー船の甲板で、吹きつけてくる風や

押し寄せる波しぶきの映像がとてもリアルで瞬時に物語の世界に引っ張り込まれました。

ダーラント(妻屋さん)の声には演技力があって、財宝目当ての抜け目なさも、ちょっぴり

お茶目なところも船長の威厳もそれぞれ味のあるいい歌を聞かせてくれました。

オランダ人船長(青山さん)の深々と響く高貴なお声のすごさ。舵手の(清水さん)リリックで

若々しい歌い回しの気持ち良さ。ゼンタは(橋爪さん)は、暗くてオタク気質なゼンタではなくて

運命の人を救済したいと願う可憐なテイーンの女の子でした。皆さん揃って最高のキャストだと

思いました。でもやっぱり、2幕でエリック福井さんが『ゼーンター♪』と切りこんでくる第一声の

見事なこと!急にドラマが回りだします。3幕でゼンタをかきくどくシーンでは舞台の温度が2℃くらい

上がりました。そこからのオランダ人との3重唱が本当に素晴らしかった!

オランダ人が去り、ゼンタが海に飛び込み、船が波間に消え、・・とたたみかけてくる怒涛のエンデイングに

心が躍り、ワーグナーなのに楽しくって拍手をするのが待ちきれませんでした。

全ては舵手の夢でした・・という今回の演出に最初は、こんな熱演なのに夢オチでいいのかな?と思い

ましたが、最後の「救済の動機」の何ともハッピーすぎる現実的でない音を聞いてるうちに、夢の中で

都合よくハッピーエンドにもっていったみたいにも感じられて、これでいいのかもと納得いきました。

でも、夢にするのなら、福井さんが歌っていたように、「エリックの見た夢」にしてほしかったな。

(Collina)


道化師感想 3(パパゲーノさん)

2016/02/14

公演: レオンカヴァッロ 歌劇「道化師」〈演奏会形式〉(福岡県)

「道化師」の演奏会から一週間が過ぎましたが、あの鳥肌の立つような感動からまだ抜けきれません!今大人気のイタリア人若手指揮者ということもあってか、オケも合唱もガンガン鳴らす中、福井さんのテノールはひときわ冴え渡っていました。最初の道化師登場の一声から、会場の空気を張り詰めたものにし、「衣装をつけろ」のアリアでは、道化師の怒りと悲哀に胸が張り裂けそうになりました。後半の劇中劇のシーンでは、妻への愛と怒りを切々と語る歌唱の後に、合唱がブラボー!と一声歌うところがありますが、そこでは私も感極まって一緒にブラボー!と叫びたい気持ちでした。舞台衣装も演技もなしの演奏会形式で、これだけ観客をオペラの世界に引き込むとは。九州では、オペラの公演が少ないので、このような質の高い演奏会をこれからも聴けたら嬉しいなと思いました。福井さん、是非これからも益々お健やかに、福岡で度々歌声をお聴かせください


道化師感想 2

2016/02/14

公演: レオンカヴァッロ 歌劇「道化師」〈演奏会形式〉(福岡県)

福井敬さんとバッティストーニ指揮者の共演なんて

この先あるかどうかわからないから、絶対に福岡に行くべきと

強烈に友人に説得されて、一年で一番寒さに疲れて弱っている時期

に力を振り絞って行ってきました。

いつも「道化師」は私の頭の中では演劇のカテゴリーだったのに

初めて、音楽が素晴らしいことに気づきました。

福井さんのカニオの熱唱が心底心を揺さぶって

不安になり、右往左往し、泣きたくなりました。

福井さんの歌が終わってもカニオと同じ激情のエネルギーが

オーケストラで鳴らされた時、感動は何百倍にも膨れ上がりました。

福井敬さんとバッティストーニ指揮者

最高の演奏者のコラボレーションがどんなに凄いことになるかということが初めてわかりました。

元気が出ない時期は楽しい目的があると元気に過ごせると

いうこともわかりました。ありがとうございました。(YY)


福井さんの「道化師」再び!

2016/02/12

公演: レオンカヴァッロ 歌劇「道化師」〈演奏会形式〉(福岡県)

今をときめく29歳の大人気指揮者と福井さんの共演が、やっと実現。藤沢オペラでの素晴らしかった「道化師」を再び・・と

福岡に飛びました。エネルギーを全身から放射するような情熱的な指揮で、イタリアらしい明度の高い、色彩豊かな音楽が奔流となって

ホールをドッと満たしていきました。カニオ(福井さん)が登場してすぐ歌う「みなさん、今晩23時に芝居に来てください」が

張りのある伸びやかな声で気持ち良かったです。ventitre ore! の甘い声が今も耳に響いています。

妻ネッダ(嘉目さん)の浮気を目にし「愛されていなくても、せめて同情くらいはしてくれていると期待していたのに・・」の

せつないくだりは、可哀そうで心をぐっと掴まれてしまいました。カニオが逆上して妻を刺し、愛人シルヴィオ(塩入さん)の

名前を聞き出そうとするたたみかけていく緊迫感。役になりきって演じ、観る者をドキドキさせる福井さんの真骨頂。

ただ、やり過ぎれば品を失ってしまう、そのあわいのギリギリを表現する見事なこと。刺し殺すシーンも、シャープな所作と表情だけで

キメる小気味の良さといい、圧倒的な舞台姿の美しさに感じ入りました。  (Collina)


12月26日 N響 「第九」演奏会 感想      

2016/01/03

公演: N響「第9」演奏会

初めて実際に福井さんの歌声を聴きましたがとても素晴らしかったです。のびのびとした声で印象に残りました。やはりテノールは福井さんに限ると思いました。又、日本一、世界一のテナーだと確信しました。これからもその歌声で沢山の人を魅了していって下さい!


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