森麻季&福井敬 ゴールデン・デュオ・リサイタル 感想

2018/03/11

公演: 森麻季&福井敬 ゴールデン・デュオ・リサイタル

「先週、ワーグナーが終わったばかりなので、体はボロボロです。」

とおっしゃったこととは裏腹に、福井さんは絶好調でした。

森麻季さんとの乾杯の歌の二重唱から始まって

福井さんの歌ばかり並べると

「オー・ソレ・ミオ」  「グラナダ」よく知っている歌だけど、福井さんが歌うとかっこいい!

「さとうきび畑」伴奏がいつもと違って山岸茂人さんだったので

全く違う歌に聴こえてびっくり。モノトーンの静かな世界に涙、涙。

後半はオペラアリア。

「清きアイーダ」 福井さんの声は、本当に強そうな戦士の声。

強い勇者が歌う恋の歌ってゾクゾクする。

10月のオペラ「アイーダ」に期待が高まりました。

客席を回ってくださっての「愛さずにはいられぬこの想い」

会場中に広がる情熱的な歌。高まる興奮!

もちろん圧巻の「誰も寝てはならぬ」

森麻季さんとのちょっとコミカルな演技入りの「リゴレット1幕の二重唱」

アンコールは「メリー・ウイドウ 唇は語らずとも」

大好きで、気持ちが高まる歌ばかり。二重唱も存分に聴くことができて

このコンサートの謳い文句「オペラ会に輝く2大スターを1度に聴く、究極の贅沢」に

偽りなし。素晴らしい午後でした。(YY)