「先週、ワーグナーが終わったばかりなので、体はボロボロです。」
とおっしゃったこととは裏腹に、福井さんは絶好調でした。
森麻季さんとの乾杯の歌の二重唱から始まって
福井さんの歌ばかり並べると
「オー・ソレ・ミオ」 「グラナダ」よく知っている歌だけど、福井さんが歌うとかっこいい!
「さとうきび畑」伴奏がいつもと違って山岸茂人さんだったので
全く違う歌に聴こえてびっくり。モノトーンの静かな世界に涙、涙。
後半はオペラアリア。
「清きアイーダ」 福井さんの声は、本当に強そうな戦士の声。
強い勇者が歌う恋の歌ってゾクゾクする。
10月のオペラ「アイーダ」に期待が高まりました。
客席を回ってくださっての「愛さずにはいられぬこの想い」
会場中に広がる情熱的な歌。高まる興奮!
もちろん圧巻の「誰も寝てはならぬ」
森麻季さんとのちょっとコミカルな演技入りの「リゴレット1幕の二重唱」
アンコールは「メリー・ウイドウ 唇は語らずとも」
大好きで、気持ちが高まる歌ばかり。二重唱も存分に聴くことができて
このコンサートの謳い文句「オペラ会に輝く2大スターを1度に聴く、究極の贅沢」に
偽りなし。素晴らしい午後でした。(YY)