スペシャルリサイタル2018 感想

2018/11/21

公演: 福井敬スペシャルリサイタル2018in東京 

今回、私が一番感動したのは、

村上裕昭さん作曲の 「Ave Maria“Moderato Cantabile”」です。

福井さんの声に合わせて作曲されたという歌はさすがです。

福井さんの特に美しい声を存分に聴けた上に、凛々しい声も存分に聴けました。

オペラ以外で凛々しい声を聴くことができる歌はあまりないので、

まさかの宗教曲で聴くことができて本当に嬉しかったです。

目の前で奇跡が起きているみたいに、

天から光がキラキラ差し込んでくるような音楽。

心の中がぱあっと輝いて、体の中の感動があふれ過ぎて、

涙がこみ上げてきました。

前半で福井さんが歌われた「歌をください」の歌詞の通りの

希望の歌であり、平和の歌であり、実りの歌でした。

ぜひ、今回だけではなく、また聴かせていただきたいです。

今年は、スペシャルリサイタル10周年だそうで、

毎年毎年、様々な美の世界を様々な歌で聴かせていただいて、

驚かされて、違った感動を得られるというのは

すごいことなのではないでしょうか。

10年も続けて素晴らしいリサイタルに通えたことは、私の一生の宝です。

ぜひ、この先、15年、20年と続けていただけるように切に願います。

(YY)