「福井敬×アントネッロスペシャルリサイタル」の予習に
アントネッロの「天正遣欧使節の音楽」のCDを聴いてみました。
すっごく面白い!!
知っているようで知らなくて、懐かしくて新しくて
えっ、どういう音楽なんだろう!?
好奇心にかられながら体全体が耳になってしまう。
ヨーロッパに赴いた天正遣欧使節の少年4人が聴いたであろう
音楽をアントネッロの濱田芳通さんがプロデュースしたCDです。
この時代の様々な音楽が日本の子守唄やら、西洋のダンス音楽やら
宮廷音楽やら宗教音楽、民衆の流行歌がぎっしり詰め込まれて
飽きることなく聞き惚れてしまいます。
全ての音楽が天正遣欧使節の物語のために作られたものではないのに、
映画のサントラ盤のように場面場面の感情や状況がぴたりと合って
表現されていて、この選択はすごいなあと思いました。
6月1日はこのCDに収録されている音楽も演奏されるようですし、
もっとその世界から広がりがあるようで、どんな演奏会になるのか
今から気持ちが高揚しています。
演奏会に行く方は絶対!行かれない方にもお薦めです。(YY)
CD情報