2015 年 3 月 21 日
13 時 15 分
14 時 0 分
2014 年 9 月 1 日
2014 年 9 月 15 日
神奈川県民大ホール
231 - 0023
神奈川県 横浜市中区山下町3-1
イタリア語上演・日本語字幕付
会場:神奈川県民大ホール
指揮:沼尻竜典
演出:粟國 淳
出演:
オテロ 福井 敬
デズデモナ 砂川涼子
イアーゴ 黒田 博
エミーリア 小林由佳
カッシオ 清水徹太郎
ロデリーゴ 二塚直紀
ロドヴィーコ 斉木健詞
モンターノ 松森 治
合唱:びわ湖ホール声楽アンサンブル、二期会合唱団
管弦楽:神奈川フィルハーモニー管弦楽団
福井敬さんの「オテロ」のインタビューがアップされています。
http://www.youtube.com/watch?v=_fuTjkB89zc&feature=youtu.be
感想やメッセージは福井さんに転送し、本サイトに掲載させていただきます。
ただし、個々の感想に関する返信は福井さんに求めておりませんのでご了承ください。
舞台には、オテロが福井さんに憑依して立っていました。
過酷な人生を歩んできて、その苦労や辛さや怒りが滲み出ている男。
対照的に砂川涼子さんのデズデモナがあまりに清らかで美しく、
二人並ぶとより一層オテロの闇の部分が強調されて、胸が苦しくなりました。
イアーゴの黒田さんはハンサムでクールで、
見かけ上は絶対に人をだますようには見えないところが恐怖でした。
キャスト全員がはまり役での大熱演で、オーケストラも衣装もセットも
全て素晴らしい、文句のつけようがないほどの完成度が高い舞台でした。
福井さんは歌も役作りもいつもより更に段違いの迫力。
目を離すことができませんでした。
現実の惨劇であるかのように息を詰めて観ていました。
そのせいか帰宅した途端、へたりこんで動けなくなり、
やっと寝床に入ったら悪夢にうなされました。
救いのない迫真のオペラは本当に恐ろしいと思いました。(YY)