演奏家を応援しよう!

2018/09/17

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いい音楽を聞くと、気持ちよくなったり、自然に顔がほころんだりしませんか。 もっと自分の感情を揺さぶる音楽だったら、鳥肌がたったり、涙が溢れてきたりしますよね。

例えば、ボエームだったら、最後にミミの死んじゃうところにいくと、切なくなって泣けて来たり、椿姫だって、オテロだって、ヒロインがみんな死んでいく筋書きで、切ない音楽と共に涙が溢れてしまいます。

そんな音楽を演奏している演奏家を応援しようというお話です

まずは福井敬さん

すいません。福井敬.netの主催者なんで、まず福井敬さんについてのお話からです。

福井ネット主催のプログラムですが、1回目を除いて、私たちがリクエストをすることは全くなくなりました。前にもお話したように、リクエストプログラムは、結局みんなが知っている名曲特集になってしまって、福井ネットでわざわざやる必要がないからです。

福井ネットのプログラムは、福井さんご自身が独自のテーマを決めて、それに合わせて選曲されています。

「福井ネットの演奏会は怖いんですよね。皆さん、私のよく歌う曲をご存知だし、私の歌をよく聞いてくださっているので、中途半端なものはもってこれないですよ。」 ファンって怖いのです。もちろん、恐ろしいという意味ではありません。 でも、皆さんも好きで、一生懸命聞いている歌手の歌なら、ちょっとした変化も見逃せないじゃないですか?

自分の基準で、自分で感じる微妙なところを心で聞いて、自分にとって、これは好きだった、好みじゃなかったと感想を伝えてください。音楽評論家のように分析できなくてもいいのです。「なんとなく」で上等です。自分の感じたママの感想が一番正しいのです。 直接でも、オフ会の時でも、アンケートでもなんでも結構です。是非、福井さんへ伝えてください。

福井さんにとって、真剣に聞いてもらったという事は凄い励みです。その感想まで伝えてもらったということが何よりの応援です。よろしくお願いします!

演奏家は、お客様の拍手を食べて生きる人達です

一般的に、当然のことですが、演奏家は本場の数を踏めば踏むほど良くなっていかれます。 なぜって、だって、この本番で失敗したら次のオファーがかからないかもしれないじゃないですか?1回、1回、どんな本番でも、誰がきいているかもわからないのでまったく真剣勝負です。そして、そこで貰ったお客様の拍手を糧にして生きている人達です。

アマチュアで合唱団で発表会なんかあると、友人知人が聞きにきてくださいますよね。何度も練習を重ねて一生懸命歌った本番は、それだけでも十分価値はあるけれど、聞いていただいた方かた拍手をいただくと、本当に嬉しいですよね。 自分の演奏で拍手が貰えたって、「アドレナリンがバーって出る!」って感じですよね。

かくもアマチュアは自分たちの演奏が自分自身でどうだったかという事にこだわり、そのご褒美として拍手をもらったと思い、それが私たちアマチュアのいいところなのですが、プロは、自分の演奏がお客様にどう伝わったか、お客様を喜ばせたのか、感動させたのか、白けさせたのか(最悪)、そこにこだわる人達のようです。

舞台にいると、お客様の反応がダイレクトに伝わります。 そして、一度、舞台に上がった経験のある方ならお分かりかと思いますが、結構舞台上からお客様の顔って見えるんです。客席が暗いから見えないと思って、居眠りしてたら丸わかり(笑) 誰が来てくるているのかも、だいたいわかるようで、「あの人いつもいらして下さってて、いつもあの辺に座ってらっしゃるね。」と楽屋で会話されているみたいです。

演奏者を応援しよう!

ちょっと横道にそれてしまいましたが、結局、

演奏者を応援するって、つまるところ、演奏を聞き、感動し、音楽を一緒になって楽しむ事。そして、よかったら、惜しみなく拍手して、ブラボー叫んで、舞台と客席の垣根を超えて一体となって盛り上がっていく。

ああ、ブログに書くような事じゃなかったか。。。

みなさん、いつもやってらっしゃる事でした。失礼しました。