合唱団紹介、第2弾は「ハマ音合唱団」です。
こちらも1990年から演奏会を重ねている合唱団です。 ルーツは1963年、横浜労音10周年記念として文化体育館で開催された、「横浜労音合唱団」の第九公演とのこと。第九練習は9月から12月までなので、その他の時期に何かやれないかという事で、1990年6月から「愛と平和」をテーマにプロの音楽家と一緒に作るコンサートとして、サマーコンサートを開催されることになりました。
一見するとどこにでもある普通な合唱団なのですが、このテーマの掘り下げ方が半端ない感じなのです。そして、ハマ音合唱団のコンセプトは次の2つ
✴︎愛と平和
✴︎プロの音楽家と一緒に作るコンサート
「愛と平和」うーん、壮大! これについては、次のブログでご紹介します。
プロの音楽家と一緒に作るコンサート
ハマ音合唱団は、毎回ステージテーマに沿った曲でプログラムをくみ、そのテーマに合わせた選曲(日本歌曲あり、イタリア、ドイツ、ロシア音楽あり、ポップスあり、映画音楽あり)をして、そこにゲストとして呼ばれたプロの歌手も1ステージ設けられて、歌って頂くというスタイルです。もちろん、合唱団のステージでも曲のソリストとしても歌われるそうです。圧巻は、アンコールで会場のお客様も参加の全員合唱! ここではソリストも一員となって歌うそうです。
大曲に取り組むのにプロの歌手をソリストとして呼ぶ(例えば、第九のような)というのとは違います。ちゃんとプロのステージが用意されています。だから、プロの音楽家と一緒につくるコンサート。であり、堅苦しくなく、誰でも楽しめて、プロの技、演奏もちゃんと味わえるという。
なかなかユニーク。どこかにありそうで無い演奏会ではないでしょうか?
福井さんは第九に2回、サマーコンサートは第19回、そして合唱団の20周年記念コンサートにも呼んでいただきました。サマーコンサートは、来年が30周年記念にあたるとのことです。
ハマ音夏のつどい
そして、毎回練習後の飲み会が充実しているのはもちろんのこと、ハマ音合唱団では、その年のサマーコンサートで取り上げた曲の舞台となった土地を訪れたり、訪問先の合唱団とジョイントコンサートもされています。
HPを拝見すると、「夏のつどい」というページは旅行の写真ばっかり。
(以下、hpより抜粋) 2011年 富山県五箇山 世界遺産の合掌造りの施設に宿泊しました。現地の方々による本場の「こきりこ節」を見せていただいたり、囲炉裏を囲んでお魚料理を堪能したりと、自然の中で育まれてきた日本の伝統文化の力強さを実体験してきました。夜はお約束の大宴会です。
でも単なる旅行ではなくて、最近では東北の被災地訪問で、復興住宅の夏祭りで歌われたり、まるで芸能人!というご活躍ぶり。
第30回コンサートの団員募集中
第30回のコンサートは30年の記念としてこれまで歌った中で心に残る名曲を再びたどります。また、後半のプログラムでは未来へ向かって新しい歌を歌います。プロのソリストとの共演ももちろん予定しています。この秋から一緒に歌いませんか? 団員一同心からお待ちしております。
指導者 辻 志朗先生 ピアノ 辻 悦子先生
予定曲目 :「未来」「小さな空」「民衆の歌が聞こえるか」「すべての山に登れ」他 合唱組曲「ひとつの時代」、「ワクワク」より
練 習:毎週火曜 18:20~20:50 月1回日曜 13:00-16:50
団 費:一括49,500円 (毎月4,500円の月払い、半納、分納あり)
活 動:8月を除く11か月
練習場所:サルビアホール小ホール(鶴見) 市従会館(桜木町) 野毛地区センター集会室 ほか