2014 年 11 月 16 日
14 時 0 分
びわ湖ホール 大ホール
520 - 0806
滋賀県 大津市打出浜15-1
日本オペラ界を牽引する福井 敬と安藤赴美子による豪華共演。
オペラからカンツォーネまで、華やかなプログラムでお贈りします。
ソプラノ:安藤赴美子 テノール:福井 敬
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11月16日 「福井敬 安藤赴美子ジョイントリサイタル」を聴かせていただきました。(びわ湖ホール)
福井さんは どんな歌曲も どんなアリアも その主人公になりきって 歌われます。
作り手(作詞家作曲家)の意図 思い 感情などを考え 掘り下げ抜いて 溢れんばかりに表現されます。
そうして 福井さんの作品が出来上がるのです。
聴いている者も また同じく主人公となっていきます。
福井さんの端正で品格のある佇まいに ユーモアあるお話がプラスされて 温かな雰囲気が作り出されます。
聴く者は 生活の困難を乗り切る力を与えられ 感謝の思いに満たされます。
また エリザベート以来 久し振りにに聴く安藤さんの のびやかな歌唱も 繊細にドラマチックに奏される谷池さんのピアノも 素晴らしいものでした。
本当にありがとうございました。(A.K)
11月16日 晴れ
福井敬さん&安藤赴美子さん(のポスター)、にゃんばら先生に迎えられ…。
ホワイエから見えるびわ湖が美しい。
◆プログラム
小林秀雄: 落葉松(T)
越谷達之助: 初恋(S)
中田喜直: 悲しくなったときは(T)
ドヴォルザーク:「ジプシ-の歌」より"わが母の教えたまいし歌"(S)
プッチーニ: 歌劇「トゥ-ランドット」より"誰も寝てはならぬ"(T)
ドヴォルザーク:歌劇「ルサルカ」より"月に寄せる歌"(S)
ヴェルディ: 歌劇「オテロ」より二重唱"すでに夜も更けた"(T&S)
~休憩~
ビクシオ: マリウ、愛の言葉を(T)
ヘンデル: オンブラ・マイ・フ(S)
ヴェルディ:歌劇「リゴレット」より"女心の歌"(T)
ヴェルディ:歌劇「椿姫」より
"ああ、そはかの人か~花から花へ"(S)
"燃える心を"(T)
二重唱"パリを離れて"(T&S)
アンコール
"カタリ・カタリ" "乾杯の歌"
アンコールでよく歌われる“落葉松”で始まり、“誰も寝てはならぬ”では大きな拍手とブラボーの嵐。
この歌の無しのコンサートはありえない。そう思えるほどいつも感動します。
客席から(女心の歌)、二階バルコニー席から(ああ、そはかの人か~花から花へ)色んな所から歌声が届きました。
トークでは皆が笑い、歌では鳴りやまぬ拍手、日本歌曲を始め、今日一日で色んなオペラを観る事ができたような気がします。(am)